◆亜欧堂田善の生涯と蘭学   

著・磯崎康彦(福島大学名誉教授)

主な内容
・永田善吉(田善)、白河藩主松平定信に見いだされる
・江戸風景風俗銅版画・肉筆画を描く
・我が国最初の銅版画解剖図を製作する
・銅版画で世界地図《新訂万国全図》を製作する
・亜欧堂田善の接した蘭書




A4判・総424頁・布装上製本・ケース入り・掲載図版358点
定価32,400円(本体30,000円) 発売中

 
 
  亜欧堂田善(あおうどう でんぜん1748-1822)
白河藩主松平定信に見出され銅版画技術を修得、北斎や広重よりも20年余り前に江戸の風景風俗を銅版画で描き、その多くが現在国の重要文化財に指定されている。本書は田善の生涯や業績を、海防(国防)に重要な世界地図《新訂万国全図》、医学には『医範提綱』の人体解剖図を、そして蘭学(学術)、銅版画(技術)、肉筆画や銅版画(芸術)などの観点からとらえ、著者の長年の研究と多くの図版による田善研究の集大成であります。また、鎖国時代の江戸中期の文化・世相を良く著わした貴重な書でもあります。
   

著者紹介

磯崎康彦 (いそざき・やすひこ 1941-)
1941年生まれ。美術史家。東京藝術大学大学院修了。
オランダ政府給費生として、アムステルダム自由大学留学。
ハイデルベルク大学客員教授、ベルリン大学客員研究員、 福島大学教授を経て、同大学名誉教授。
主な著書『江戸時代の蘭画と蘭書』








◆雲の祭日   

詩・立原道造 画・山中 現

 


昭和初期の詩人と、現代の木版画家との叙情溢れる詩画集。 画家が自ら詩を選びました。また新たな世界が創生されています。





・A4変型判(260×223㎜)・上製本・総64頁
・収録作品 詩28篇、画28点
■定価2,592円(本体2,400円)
ISBN978-4-947666-68-0


☆特装限定本☆  残部僅少        
この出版を記念して特装限定本を発行することになりました。

限定35部 山中 現オリジナル作品3点入り
・オリジナル木版画 《林に》
・直筆作品(水彩、水彩+コラージュ)
・木版画小品 特装本添付
・表紙和紙木版単色摺り
・A4変型判 ・上製本 ・64頁 ・函入り 
■定価68,000円(本体62,963円)予約満数しだい締切(先着順)


 
   

著者紹介

立原道造 (たちはら みちぞう 1914-39)
東京都中央区生まれ。1931年、第一高等学校入学。物語「あひみてののちの」が『校友会雑誌』に掲載され、堀辰雄の面識を得て以後兄事する。1934年、東京帝国大学工学部建築学科入学。堀辰雄の主宰する「四季」の第二次の創刊に加わり、三好達治、丸山薫、津村信夫とともに編集同人となる。1937年、石本建築事務所に入社。第一詩集『萱草に寄す』、第二詩集『暁と夕の詩』を出版。1938年夏、肺病のため休職。第三詩集『優しき歌』、同人誌『午前』を構想するが、未刊となる。1939年、第一回中原中也賞受賞。3月29日、病状急変し永眠。享24歳。
山中 現 (やまなか げん 1954-)
福島県喜多方市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻を修了。小野忠重、野田哲也、中林忠良に師事する。『星火』(詩・串田孫一)や『水の庭』(詩・松永伍一)のオリジナル版画集を発行。1991年、リュブリアナ国際版画ビエンナーレに招待出品。2001年、喜多方市立美術館で「山中現木版画展」、2010年に福島県立美術館にて「山中現展―夢の領域―」を開催。個展、海外展、グループ展など多岐に活動する。その詩情溢れる作品は東京藝術大学大学美術館、福島県立美術館、喜多方市美術館、大英博物館、クリーブランド美術館などに収蔵されている。