著 / 岸田惠理

昔も今も、作家たちを魅了した信州風景にまつわる美術エッセイ集。平安時代から現代
まで、信州の風景を愛した91作家の想いを作品とともに紹介する。


・A5判
・並製本 総312頁(カラー64頁) カバー装
・掲載図版144点
・9つのエッセイによる構成

■定価1,980円(本体1,800円)
ISBN978-4-947666-65-9


【主な内容】
・信州風景画万華鏡
・風景版画の変遷―信州とのかかわりから
・浅間山と芸術家たちのトポフィリア
・見えたままのように描くことについて
・山の版画家 畦地梅太郎―生きている山の発見から

【主な掲載作家(全91作家)】
葛飾北斎、梅原龍三郎、石井鶴三、熊谷守一、川瀬巴水、片岡球子、畦地梅太郎、小島善太郎、
千住博  他

著者紹介
岸田惠理(きしだ えり 1957- )
鳥取市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科美学専攻修士課程修了、芸術学修士。中学校教諭
を経て1988年、長野県信濃美術館学芸員。2014年から長野県立歴史館主幹学芸員。専門は日本
近・現代美術、芸術哲学、鑑賞指導。主な著書『美術館でひとときを。』『信州ゆかりの美術家と
風景画』など。