新川和江 詩/画 野見山暁治

詩を読む楽しみを深々と与えてくれる詩人と、自由闊達な描線のなかに絵の本質をつきつけてくる画家との心の詩画集。


・A4変型判(260×223㎜)
・上製本 総66頁
・収録作品 詩28篇、画29点

■定価2,640円(本体2,400円+税)
ISBN978-4-947666-19-2


【主な掲載詩】
「春」
「もしかして」
「眠れない夜…」
「どこかぽっかり」
「くらくらぎらぎら」
「ふーむの歌」
「わたしを束ねないで」
「なんとかして」
「風の孤独」
「待ちぼうけ」
「あっち」

著者略歴
新川和江(しんかわ かずえ 1929- )
茨城県結城市生まれ。西条八十に師事。1965年『ローマの秋・その他』で室生犀星賞受賞。吉原幸子と共に女性のための詩誌『ラ・メール』を創刊。『眠り椅子』から『わたしを束ねないで』まで多数の詩集がある。

野見山暁治(のみやま ぎょうじ 1920- )
福岡県嘉穂郡生まれ。1958年『岩上の人』で第2回安井章受賞。東京藝術大学教授歴任。『四百字のデッサン』で日本エッセイストクラブ賞受賞。2003年東京国立近代美術館で展覧会開催。2014年文化勲章受章。